近年たくさんのフリマアプリやオークションサイトがありますね。
フリマアプリで有名なのがメルカリやラクマ、ネットオークションで有名なのがヤフーオークションじゃないでしょうか?

全部名前は知っているけど、その違いや何を使えばいいのかよくわからない…
という人も多いと思います。
フリマアプリもオークションも自分が使ってたものを売るところだっていう認識まではあると思いますが、具体的にどう違うのかやどちらを使ったほうがいいのかまで、ちゃんと理解している人は少ないと思います。
そういったことをちゃんと理解した上で、使わないともっと高く売れる可能性があったのに、「安く売ってしまった…」ってことや、もっと安く買うとことができたのに、「高く買ってしまった…」ってことが起こってしまいます。
この記事では、フリマアプリとオークションの代表例とも言える、メルカリとヤフオクでその違いを解説していきたいと思います。
・メルカリとヤフオクの違い
・メルカリとヤフオク、オススメはどっち?
最後まで読んでもらえれば、「もっと高く売れた…」「もっと安く買えた…」っていう失敗を少しでも減らすことができますので、ぜひ最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。
メルカリとヤフオクの違い





メルカリとヤフオクってやっている会社が違うだけでほんとど同じなんでしょ?
って思っている人も多いと思いますが、「似ていたり」「同じよう」で実は全然違います。



結論からいうと、購入までの流れが違います。
メルカリとは
1.インターネット上にフリーマーケットを開き、中古品または新古品の売買を行うところ
2.フリーマーケットなので、自分で決めた値段で売ることが出来る。
3.購入者は販売者に値下げ交渉なども可能。



交渉しないで即購入も可能です。
やり取りが面倒で値引交渉を最初から断っている人も多いですが、出品者側は値引きを想定して少し高めに価格を設定していることが多いです。



メルカリユーザーの年齢層は比較的若めです。
企業なども出品していることがあるが基本的には個人 対 個人(C to C)での取引が多い。
メルカリに限らず、他社のフリマアプリでもほとんど同じことがいえます。
代表的なフリマアプリ:メルカリ・ラクマ・LINE MALLなど
ヤフオクとは
1.ヤフーオークションの略で、インターネット上でオークションを開いて、商品の売買を行う。
2.購入者は自分で指定した金額で入札することができ、期間内に一番高い値段で入札した人がその金額で商品を購入。
3.出品者は自分で指定した値段を最低落札価格として設定できる。
4.期間内まで競わせずに指定した金額で即決にすることも可能。



即決金額を設定しない限り、いくらで売れるかは落札されるまでわからないということです。
傾向としては出品者が企業だと即決が多いので、競うことはありません。
出品者側は価格を競わせる為、安めに価格を設定していることが多いです。



ヤフオクユーザーは年齢層が少し高い傾向です。
基本的には個人 対 個人(C to C)での取引が多いが、企業などもフリマアプリに比べ多く出品しているため企業 対 個人(B to C)も珍しくない。
代表的なオークション:yahoo!オークション、楽天オークション、モバオクなど
購入までのプロセスが違う
ここまでの解説を読んでもらえれば、わかった人も多いかと思いますが、まとめると以下のようになります。
メルカリ | ヤフオク | |
最初の価格 | 自分で設定 (高い傾向) | 自分で設定 (安い傾向) |
買うまでにする (できる)こと | 値引きも可 | 他者との 価格競争 |
その他 | 値引きは 断ることが可能 | 即決価格を 決めることが可能 |
最初の価格 | 買うまでにする(できる)こと | その他 | |
メルカリ | 自分で設定 (高い傾向) | 値引きも可 | 値引きは断ることが可能 |
ヤフオク | 自分で設定 (安い傾向) | 他者との価格競争 | 即決価格を決めることが可能 |
このように買うまでに「値引きをする」のか「価格競争で値段が上がる」のかの差があるため、最初の価格で「高い傾向」だったり「安い傾向」にあったりという差もあります。



ヤフオクはメルカリに比べ、年齢層が高めで男性が多く使っている傾向にあるのもポイントの一つです。
メルカリとヤフオクはどっちがオススメ?


上記で違いについて解説しましたが、実は深堀していくとまだまだ深いんです。
その説明を聞けばどっちが自分に合っていて、どっちがお得に売ることや買うことができるのかがわかってきます。
ヤフオクは男性向け



何で男性向けなの?
って思った人も多いはずです。
前述したように、ネットオークションというのは、値上げをして勝ち取るシステムになっています。
実はこれ、闘争本能を搔き立てているんです。
細かい話は省略しますが、男性というのは女性に比べ闘争本能が強いです。



確かに恋愛とかでも、男性は追われるより追いたいっていいますよね。
そのためオークションのように競って落札するようなシステムだと自分と競ってくる人がいると負けたくないという気持ちが働き、予定していた金額よりも少し高く入札しちゃったりするんです。



競って落札できたことで、達成感を得られるのがヤフオクの強みです。
フリマアプリは女性向け
今でこそ男性もフリマアプリをよく利用するようになりましたが、もともとは女性をターゲットにしたアプリでした。
そのため女性ユーザーも多くコスメやアクセサリーなど出品数もネットオークションに比べ多いように感じます。
ネットオークションはスマホが普及する前からありましたが、フリマアプリはアプリってつくだけあってスマホが普及してきてからできたものです。
女性は男性に比べPC操作に抵抗を感じる人も多いと思います。
そのため手軽にネットオークションには手が出せなかったわけですが、スマホの普及を利用して女性をターゲットにしたわけですね。



ねっとおくが値上げしていくのに対して、フリマアプリは値下げをしてお得に買うというのも女性に支持される要因の一つです。
女性のほうが男性に比べ、価格や質に対してシビアに感じます。つまり女性のほうがコスパに対して敏感であり買い物上手ってことですよね。
ヤフオクのメリット・デメリット
メルカリのメリット・デメリット
まとめ


・メルカリは金額に対して値下げて買うのに対し、ヤフオクは値段を上げて勝ち取る
・使用している年齢層がメルカリのほうが若い傾向にある。
ネットで出品されたものを買うというのは同じでも、購入までのプロセスが実は真逆のことをしています。
ネットオークションもフリマアプリも使うにあたっての使用難易度に差はほとんどありません。
気にするべきなのは「値下げなどに対する返信の手間」と「売りたい物のターゲットがどこにあたるのか?」です。
・世界に100個しかないレアで人気のある物
⇒ヤフオク
・40~50代くらいの男性に好まれそうな物
⇒ヤフオク
・20~30代くらいの女性に好まれそうな物
⇒メルカリ
・10~20代の男女に好まれそうなプチプライスの物
⇒メルカリ
などといった感じでそれぞれにメリットがありますので、高値で売るという観点だけで見れば、女性ものであればフリマアプリ1択で問題ないと思いますが、男性ものに関しては自分なりにターゲットを絞ることがお得に売ることができるコツとなります。
おわり
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