【メルカリはめんどくさい】買取業者とどっちがいいの?プロが違いを徹底比較

できれば高く売りたいけど、メルカリはな…と思っていませんか?

悩む女性

・トラブルのリスクが…
・値引き交渉がストレス…
・写真撮ったり梱包がめんどくさい…

メルカリをはじめとしたフリマアプリは自分で価格設定ができたり、自宅で出品できたりというメリットがある一方、手間やトラブルに巻き込まれる可能性があるといったデメリットが多いのも事実。

この記事では、買取業務の経験が15年以上ある私が、メルカリがオススメな人とオススメできない人について解説。以前は私も買取業者ではなく、メルカリをよく利用していましたが、今は利用する回数もかなり減ってきました。

買取のプロである私が、どのように買取業者とメルカリを使い分けているのかも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事でわかること

メルカリ(フリマアプリ)と買取業者の使い分け方

メルカリ(フリマアプリ)と買取業者にはそれぞれメリットやデメリットがあるので、目的に応じて使い分けるのが上手に使うポイント。使い分ける際に意識すべきポイントは以下の3つです。

STEP:1 リスクや手間をどこまで許容できるか?

メルカリの最大のデメリットはトラブルに巻き込まれるリスクや手間がかなりかかってしまうこと。この2つが許容できる場合はメルカリを使っても大丈夫です。

ただし、高く売れるかどうかよりも安心して気持ちの良い取引がしたいという人は買取業者に依頼するのがオススメです。

STEP:2 どこまで高く売ることにこだわるか?

どんな品物でもどうせ売るなら、高く売れるに越したことはありません。手間やリスクを総合的に考えて判断しなければなりませんが、今は買取業者もメルカリなどのフリマアプリを意識して買い取っていますので、大きく差が出ることも珍しいです。

それでも一般的に高く売れやすいのはメルカリになりますが、何でもメルカリの方が高く売れやすいわけではないので、それも使い分けが重要です。

取業者の方が高く売れやすいもの

  • ハイブランド(ラグジュアリーブランド)
  • プレミア価格のついたもの
  • 人気ブランド、定番ブランド

ルカリの方が高く売れやすいもの

  • マイナーなブランド
  • 今期もののアイテム
  • 汚れやダメージのあるもの
ぼたもち

買取業者でも高く売りたいなら宅配買取がオススメ!

STEP:3 売る目的は「処分」か「現金化」か?

メルカリは1点1点写真にとって情報を入力しなければならないため、断捨離がしたくて大量に服を売りたい人には不向きです。断捨離をしたい場合は買取業者を利用するのがオススメです。

ぼたもち

140サイズのダンボールが1箱より多くなってしまう量がある場合は出張買取か店頭買取がオススメ!

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メルカリ(フリマアプリ)を利用することのメリット4選

メルカリ(フリマアプリ)を利用することのメリットは全部で4つあります。

自分で値段が決められる

メルカリをはじめとしたフリマアプリは自分で価格を決めることができます。値下げの交渉などもあったりはしますが、自分がこの金額以下では売りたくないと思えば、無理に交渉に応じたりする必要もないので、売れた場合にいくら自分の手元に残るのかが計算しやすいです。

高く売れやすい

メルカリをはじめとしたフリマアプリは、買取業者よりも高く売れやすい傾向にあります。それは買取業者は売買価格の差額を利益とするのに対し、フリマアプリは手数料を利益とするためです。

取業者は儲すぎじゃない

フリマアプリの場合は、手数料が大体10%程度のところが多いのに対し、買取業者は買取金額の2倍〜3倍、物によっては4倍の値段で販売しています。

こう聞くと買取業者はぼったくっていると思われがちですが、このくらいの利益をとっておかないと買取業者は運営が成り立ちません。その理由は以下の3つ。

  • フリマアプリは自社では在庫を抱えないのに対し、買取業者は抱える
  • セールで安く売ることもある
  • 売れ残りが多少は出て処分することを前提に買い取っている

他社で買い取ってもらえなかったものも売れる

買取業者に依頼すると、さまざまな理由で返されてしまう場合があります。

  • 状態が悪くて買い取れない
  • 会社の基準から外れて買い取れない
  • 取り扱っていないジャンルの品物で買い取れない

メルカリをはじめとしたフリマアプリならこういったものでも出品が可能。買取業者で売ると、独自の買取基準を儲けているので、正規店で買った品物でも返されてしまうことがありますが、メルカリ(フリマアプリ)なら他社で返されたものでも出品して売ることができます。
(※コピー品や法律に触れるようなものの出品はNG)

発送方法など自由度が高い

メルカリをはじめとしたフリマアプリでは、発送方法や送料の支払方法など自由度が高いというメリットがあります。例えば、送料を着払いにしてもらうことも可能です。また、購入者の了承のもとなら、かなり小さく畳んで送料を抑えることなどもできます。

価格面なども含め、コメントなどで相手の都合に合わせて臨機応変に対応することができるので、購入者にとっても出品者にとっても利便性の高いサービスです。

メルカリ(フリマアプリ)のデメリット7選

メルカリ(フリマアプリ)のデメリットはなんと7個もあります。

トラブルに巻き込まれる可能性がある

商品を発送した後にトラブルになる可能性あります。こちらに非がない場合でもトラブルに発展してしまうことがあります。

くあるトラブルの一例

  • 商品が壊れていた
  • 偽物だった
  • 付属品が足りていない
  • 写真に写っていないダメージや汚れがあった など

不尽な場合

  • やっぱりいらなくなったからキャンセルしたい
  • 発送したのに届いていないとわれる など
ぼたもち

万が一の時はフリマアプリのお客様窓口に問い合わせして解決…

取引終了後に評価されて、その結果がずっと残る

メルカリをはじめとしたフリマアプリの特徴として、取引終了後に相手ユーザーの評価を付けなければいけない場合が多いです。何もなければ良い評価をされることがほとんどですが、まれに何の問題もないはずなのに悪い評価をされてしまうことがあります。

一度つけられてしまった評価は消すことができず、他のユーザーの人にも見られてしまい悪い影響がでてしまいます

値引きや商品についてのコメントに対応する

フリマアプリでは値引きOKという風潮ができあがってしまっている為、値引き交渉のコメントが多いです。また、商品に対する質問もよく来るので、追加で写真をアップしたりコメントに追記したりと手間が掛かります

それだけで済めばまだ良いですが、中には質の低いユーザーもいるので注意が必要です。

の低いユーザーの一例

  • 上から目線で過剰な値下げを要求してくる
  • 希望の金額まで値下げしたのに買わない
  • 取り置きして欲しいと言われてしたのに買わない
  • ちょっとしたことですぐに悪い評価をつける
  • 自分の都合を一方的に押し付ける

商品を出品するまでにやることが多い

メルカリ(フリマアプリ)で出品するためにはやることが多いです。メルカリの場合だと、出品までに以下のことをやらなければなりません。

  1. 写真を何枚か撮る
  2. サイズ計測と入力
  3. 商品にコメントや商品タイトルを入れる
  4. カテゴリーや状態ランクを入れる
  5. 配送方法や期日を決める
  6. 価格を決める

工程自体は6つですが、ちゃんと丁寧に写真を撮ったり、コメントを入れたり、価格の相場を調べてやると1つ出品するだけでもかなりの時間を使ってしまいます。

丁寧に梱包する必要がある

出品した商品が売れたら発送をしなければなりませんが、商品が売れて入金がされればそれはもう自分の物ではなくなります。

商品に傷やシワ、壊れたりしないように緩衝材(プチプチ)で包んだり、箱に詰める場合は中でガタガタ動かないようにする必要があり、雑な梱包だと悪い評価をつけられてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

ぼたもち

気持ちよく取引するためにも相手のことを考えて綺麗な梱包を!!

梱包材に費用がかかる

商品が売れたら適当な袋に入れて送ればOKというわけではありません。自宅にある物でできる場合もありますが、ない場合は100円ショップなど行って梱包材などを購入する必要があります。

包に必要な物

  • ダンボール(洋服など形が崩れない物は紙袋でも可)
  • 緩衝材(プチプチ)
  • ガムテープ
ぼたもち

ダンボールや紙袋に商品を直入れではなく、万が一の時のために緩衝材などで濡れたり汚れたりしないようにしてあげると親切

売れなければいつまでも現金化できない

リマアプリは高額で売れやすい傾向にはありますが、売れなければお金は入ってきません

安くすればすぐに売れますが、適正価格でもタイミングによってはしばらく売れないこともあるので、すぐに現金化したい人にとっては不向きとなります。

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メルカリがめんどくさいと思った時は買取業者に依頼する

メルカリを使うのはめんどくさいな…と感じたら買取業者を利用した方が結果的に満足度が高くなります。買取業者といっても買取方法が大きく分けて3つあります。

  • 宅配買取
  • 出張買取
  • 店頭買取

同じ買取業者に依頼したとしても、買取方法によってもメリット・デメリットがあるので、自分に合った買取方法で売ってみてください。

メルカリと比較したときのメリット・デメリットをそれぞれまとめると以下のようになります。

スクロールできます
価格手間トラブルおすすめ度
メルカリ
( 2/5 )
宅配買取
( 5/5 )
出張買取
( 4/5 )
店頭買取
( 4/5 )

宅配買取を利用すれば、メルカリの面倒がほとんどが解決!!

宅配買取とは、買取業者に郵送をして買い取ってもらえるサービスです。メルカリなどのフリマアプリに疲れた人が利用するサービスとしては最もメジャーなものです。

\ 宅配買取のメリット・デメリット /

メリットデメリット
自宅ですべて完結
高く売れる
営業時間などを気にしなくて良
対面接客じゃないので、キャンセルしやすい
簡易梱包が必要
点数に制限がある
振り込みまで時間がかかる
対面接客でないため、値段交渉などがやりにくい

売った時の金額はメルカリと大きく変わらない

売った時の金額が下がるのは嫌だと思う人も多いかと思いますが、宅配買取は買取業者に依頼する買取方法の中でも一番高く買い取ってもらえるサービスです。

スクロールできます
宅配買取メルカリ店頭買取
売れた金額20,000円30,000円15,000円
手数料・送料0円手数料(10%)
+
送料(約800円)
0円
手元にくるお金20,000円26,200円15,000円
ぼたもち

一番高いのはメルカリだけど、手間や様々なリスクを抱えながら何個も出品するよりはいい!

≫洋服が高く売れる宅配買取業者はこちら!

宅配買取の流れ

宅配買取はすべて自宅で完結するので、非常に便利なサービスです。申し込みと発送さえ終わらせてしまえば、他にやることは見積り結果を見て「売る・売らない」を決めるだけです。

STEP
WEBで予約

簡単な個人情報や売りたい商品を入力すれば完了。5分以下で終わることが多い。

STEP
梱包をする

ダンボールなどの売りたい商品を詰めます。ダンボールは郵送でもらえるところが多い。

STEP
集荷をして発送

荷物の準備ができたら宅配業者に集荷依頼をして自宅まで取りに来てもらいます。

予約申し込みの時に集荷日を設定できる買取業者もあるので、その場合は不要。

STEP
見積確認

査定が完了したらメールやWEB上の会員ページで結果の確認を行います。

売りたくない物はもちろんキャンセル可能。

STEP
承認をする

売りたい物、返して欲しい物を分けたら承認をして完了です。

申し込みの時に書いた銀行口座に振り込まれる。

出張買取を利用すれば、量が多くても自分で運ぶ必要なし

出張買取とは、自宅まで品物を査定しにきてくれ、そのまま引き取ってくれるサービス。重たくて一人で運べないようなものや、量が多い場合には最適のサービス。

\ 出張買取のメリット・デメリット /

メリットデメリット
自宅ですべて完結
量が多くても対応可能
梱包の必要がない
その場で現金払い
対面接客なので、値段交渉しやすい
自宅に人を入れなければならない
予約してから訪問まで時間がかかる
対面接客なので、キャンセルの時に断りにくい

出張買取は他の買取サービスに比べて安くなりやすい

出張買取は自宅まで品物を査定をしに行く関係で、時間をかけてゆっくり調べながら査定をすることができないため、価格が安くなってしまうことがあります。

しかし、対面で話ができるので買取金額に納得がいかなかった場合は、交渉をすることで買取金額が上がることもあります。

ぼたもち

自分では運べないような量や重さのものを運んでもらえたりするので、多少安くなってしまうのは仕方ないです。

出張買取の流れ

出張買取の流れ、予約して後は訪問日までに売りたいものを準備しておくだけです。

STEP
予約する

公式サイトから予約をします。

STEP
訪問日までに売るものをまとめておく

予約時に決めた訪問日までに売るものをまとめておきます。梱包などは必要ないので、1箇所にまとめておくだけで大丈夫です。

STEP
約束の日時になったら訪問に来る

約束の日時になったら買取業者が訪問に来ます。査定をしてもらって買取金額を確認。

STEP
承諾orキャンセル

査定が終わったら、承諾かキャンセルします。買取業者によって多少の違いはありますが、1点だけのキャンセルができるところも多いので、納得できなかったものはキャンセルも可能です。

STEP
現金を受け取って搬出

買取に承諾したら、買取承諾書を記入します。記入が完了したら、買取金額を現金で受け取り、品物を搬出して完了。

買取承諾書で記入すべき項目の一例
  • 名前
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 職業 など

店頭買取ならその日に行ってその場で現金化

店頭買取は直接、品物を買取店へ持ち込んで査定してもらう買取方法。その場で見積もり、その場で支払いが可能です。一部の店舗では予約が必要なこともあるため、初めていく買取店は一度確認するのがオススメ。

\ 店頭買取のメリット・デメリット /

メリットデメリット
量が多くても対応可能
梱包の必要がない
その場で現金払い
対面接客なので、値段交渉しやすい
店舗まで足を運ぶ必要がある
待ち時間が長い可能性がある
予約しなければならないところもある
対面接客なので、キャンセルの時に断りにくい

ノーブランド品なども買い取ってくれるところが多い

店頭買取は点数の制限やブランドの制限などもないところが多いです。ノーブランド品などを買い取ってくれるところも多いので、ノーブランド品を断捨離したい場合は店頭買取が一番オススメです。

店頭買取の流れ

店頭買取の流れは直接店舗へ行き、受付をしたら後は査定の結果が出るまで待つだけです。時間がかかる場合などは外出OKなところもあります。

STEP
WEBで予約の有無を確認

公式サイトで店頭買取をしてもらう場合に予約が必要か確認します。必要な場合は予約しましょう。

STEP
品物を持って来店し、受付をする

品物を持って直接店舗へ行き受付を行います。番号札をもらい査定が終わるまで待ちます。

STEP
買取金額を確認し、承諾かキャンセルをする

査定完了したら、買取金額を確認し、承諾かキャンセルかを選びます。

STEP
買取承諾書を記入

買取金額に承諾したら、買取承諾の記入を行います。

買取承諾書で記入すべき項目の一例
  • 名前
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 職業 など
STEP
買取金額を受け取り終了

買取承諾書の記入が終わったら、買取金額を現金で受け取って買取終了です。

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まとめ

この記事では、メルカリ(フリマアプリ)のメリット・デメリットや、買取業者との上手な使い分け方を紹介してきました。

\ フリマアプリのメリット・デメリット /

メリットデメリット
自分で販売価格が決められる
買取業者に頼むより高く売れやすい
ブランドや状態などの縛りがない
個別に臨機応変な対応ができる
トラブルに巻き込まれる可能性がある
取引終了後に評価されてそれがずっと残る
商品説明が必要
値引きや商品についてのコメントに対応する
丁寧に梱包する必要がある
梱包材に費用がかかる
売れなければいつまで経っても現金化できない

高く売れることや自由度が高いというメリットがある反面、すべて自分でやらなければならいないということやユーザーに振り回されてしまうというデメリットもあります。

そのデメリットを解消するためには買取業者を利用する必要がありますが、オススメは宅配買取です。

スクロールできます
価格手間トラブルおすすめ度
メルカリ
( 2/5 )
宅配買取
( 5/5 )
出張買取
( 4/5 )
店頭買取
( 4/5 )

それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の目的などに合った買取方法を選んでみてください。

おわり

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