【GORE-TEX ゴアテックスの種類や特徴】アウターウェアの寿命を解説!

ジャケットやスキーやスノーボードのウェア、グローブなどにGORE-TEX(ゴアテックス)って書いてあるのを見たことがありませんか?

GORE-TEX(ゴアテックス)ってよく聞くし、いい素材だっていうのは知っているけど、どういいのかよくわからない…

と思ったことがある人も多いですよね。

私自身も、GORE-TEXについてちゃんと調べるまで、どういい物なのか知りませんでした。

この記事では以下のことを解説しています。

この記事を読んで得られること

・GORE-TEX(ゴアテックス)とは
・GORE-TEX(ゴアテックス)の種類
・GORE-TEX(ゴアテックス)の機能
・GORE-TEX(ゴアテックス)の生地の素材
・GORE-TEX(ゴアテックス)の 寿命

物選びをする際の判断基準にしてもらったり、買おうか迷っていた物を買う後押しができれば嬉しいです。

目次

GORE-TEX(ゴアテックス)とは高性能素材

出典:https://www.gore.co.jp/

ゴア社が開発したタウンユースから登山、スキーやスノーボードといったアクティビティなど様々なシーンで活躍することができる高性能素材の1つです。

素材の種類によって多少の違いはありますが、基本ベースとして「防水」「防風」「透湿性」を兼ね備えています。

ゴアテックスはアイテムや用途に応じて素材を使い分けており、よりユーザーことを考え、場面にあった性能や機能をつけています。

GORE-TEX(ゴアテックス)の素材の種類

一言でGORE-TEXといっても実は様々な種類の素材があり、その素材によって少しずつ性能や機能が変わっているのです。

アウターウェア、シューズウェア、グローブと大きく分けて3種類のアイテムでそれぞれ異なった素材を用意しています。

アウターウェア

  • GORE-TEX ガーメント
  • GORE-TEX PRO ガーメント
  • GORE-TEX ガーメント WITH PACLITE® プロダクトテクノロジー
  • GORE-TEX ガーメント WITH PACLITE® PLUS プロダクトテクノロジー
  • GORE-TEX SHAKEDRY™ ガーメント
  • GORE-TEX INFINIUM™ ガーメント WITH PERSISTENT BEADING
  • GORE-TEX INFINIUM™ WINDSTOPPER® ガーメント

フットウェア

  • GORE-TEX フットウェア
  • GORE-TEX INVISIBLE FIT フットウェア
  • GORE-TEX SURROUND®
  • GORE-TEX フットウェア WITH SURROUND® プロダクトテクノロジー
  • GORE-TEX SURROUND® フットウェア(カジュアル)
  • GORE-TEX INFINIUM™ フットウェア WITH THERMIUM™ プロダクトテクノロジー

グローブ

  • GORE-TEX グローブ
  • GORE-TEX INFINIUM™ WINDSTOPPER® グローブ
  • GORE-TEX INFINIUM™ グローブ WITH ストレッチ テクノロジー
ぼたもち

正直これを見ても違いが全く分かりませんよね…
このあと詳しく違いについて解説していきます。

GORE-TEX(ゴアテックス)の機能

出典:https://www.essence-web.jp/blog/

今回の生地ではアウターウェアを中心に説明させてもらうので、シューズウェアとグローブは割愛させてもらいます。

詳細を説明する前に大枠のイメージは上の表を見てもらえればわかりやすいかと思います。

GORE-TEX ガーメント

一般的なGORE-TEXのモデルです。

「耐久防水」「高い防風」「優れた透湿性」を兼ね備えています。

タウンユースからキャンプ、ゴルフ、スキーなど汎用性が高く様々な場面での使用が可能です。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX PRO ガーメント

GORE-TEXガーメントの性能を上げた上位モデルになります。
「耐久防水」「高い防風」「極めて優れた透湿性」に加え、 「耐久性」を兼ね備えています。

クライミングや、登山、フリーライディングをする方におすすめです。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX ガーメント WITH PACLITE® プロダクトテクノロジー

GORE-TEXは3層構造が基本ですが、これは2層構造になっています。

2層構造にすることにより、軽量化やコンパクトに折りたたむことが可能となります。

「耐久防水」「高い防風」「極めて優れた透湿性」に加え、 「軽量性」を兼ね備えています。

ランニングや、サイクリングやハイキングといった軽い運動をするときにおすすめです。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX ガーメント WITH PACLITE® PLUS プロダクトテクノロジー

GORE-TEX ガーメント WITH PACLITE® プロダクトテクノロジー の透湿性を下げて、耐久性をつけたモデルになります。
「耐久防水」「高い防風」「優れた透湿性」「軽量性」に加え、 「耐久性」を兼ね備えています。

フィッシングや、登山、ハイキングをする方におすすめです。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX SHAKEDRY™ ガーメント

「GORE-TEXメンブレン」 を表地にすることで層を一枚減らすことにより超軽量で高い透湿性があり ます。
「GORE-TEXメンブレン」についてはこのあと解説します。


今までの素材は防水性のみでしたが、このモデルには撥水性があります。
そのため、水を染み込ませないだけでなく、振ればほとんどの水を弾き落とすことが可能となっています。

耐久防水」「高い防風」「極めて優れた透湿性」「撥水性」 「軽量性」 があります。

ランニングやサイクリング、タウンユース、ゴルフなどにおすすめです。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX INFINIUM™ ガーメント WITH PERSISTENT BEADING

2018年に新しく登場した新素材となり、このシリーズは防水性をなくし、透湿性を高めることでより快適にきることに注力したものとなります。

「撥水性」「防風性」「 極めて優れた透湿性 」があります。

防水性はなくなりましたが、撥水性はありますので、すぐに染み込んでしまうといったことありません。

ランニングやサイクリング、タウンユース、 ハイキングなどにおすすめです。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX INFINIUM™ WINDSTOPPER® ガーメント

GORE-TEX INFINIUM™ ガーメント WITH PERSISTENT BEADINGより防風性を高めた素材です。

「撥水性」「高い防風性」「軽量性」「 極めて優れた透湿性 」 があります。

ランニングやサイクリング、タウンユース、 ハイキング、フィッシングなどほとんどの場面に使えます。

防水性
悪い
1
3
5
良い
防風性
悪い
良い
透湿性
悪い
良い
耐久性
悪い
良い
軽量性
悪い
良い
撥水性
悪い
良い

GORE-TEX(ゴアテックス)の生地の素材

ここではより詳しくGORE-TEXの生地について解説していきたいと思います。

レイヤー

先ほどの解説でも3層構造という話を出しましたが、GORE-TEXは基本的に3層構造となっています。
3層構造のことを3レイヤーといったり、3Lということがあります。

GORE-TEXは2層、2.5層、3層があり、今は2層と3層物がメインです。

層って何?

GORE-TEXの機能の秘密は「GORE-TEXメンブレン」という防水透湿フィルムを他の生地と張り合わせることでできています。

画像のように3つの層があるものを3層構造といい、 「GORE-TEXメンブレン」 に表地を張り合わせた物を2層の物を2層構造といいます。

2.5層構造というのは2層構造の物の裏地の代わりに特殊コーティングを施した生地構造となっています。

層を分ける理由

2層より3層のほうが生地が丈夫になるしいいじゃん!って思うかもしれませんが、実はそんな簡単な話ではありません。

3層にすることにより、生地が硬くなってしまうというデメリットであったり、わずかではありますが重量が重くなるというデメリットもあります。

逆に2層にすると軽量にはなりますが、耐久性が落ちてしまう点と裏地がないため、汗などで張り付いたりするというデメリットが存在してしまうのです。

2.5層はその中間といった感じです。

デニール

デニールとは糸の太さを表しています。

「40デニール」や「70デニール」といったように数字で表し、数が大きいほど生地が厚くなり耐久性も上がります。

GORE-TEX PROは「40デニール以上」、GORE-TEX Activeは「40デニール以下」 、GORE-TEXは万能に使えるため物によって「さまざま」といった形となります。

ぼたもち

肩や腰など強度が特に必要な部分だけ、デニールが高い物を使っているアイテムもあります。

GORE-TEX(ゴアテックス)のデメリット

GORE-TEXのデメリットは大きく分けて2つです。

・価格が高い
・保温性がほとんどない

あえて言えばというくらいなので、基本的にデメリットはほぼないと思ってもらって大丈夫です。

GORE-TEXを使っているだけで、ブランド関係なく高額になってしまいますが、それに見合った機能のものになります。

GORE-TEXには保温性がほとんどありませんが、GORE-TEXは「熱を逃がさない」というより「外部から冷気を入れない」というイメージです。

一部、インサレーション入りというのを選べば断熱性能を持つGORE-TEXになります。

インサレーションを入れないと薄い生地だけになってしまうため、体内の温度が逃げてしまうのです。

GORE-TEX(ゴアテックス)の寿命

結論から言うと寿命というのはほぼ存在しません

GORE-TEXの寿命=「GORE-TEXメンブレン」がダメになるということですが、「GORE-TEXメンブレン」がダメになることはほぼありません。

でも実際にネットとかで検索するとダメになったって書いてあったりしますよ?

確かにネットで検索するとたくさん出てきますし、実際にダメになってしまった物もたくさん見てきています。

しかし、それは「GORE-TEXメンブレン」がダメになったわけではなく、メンテナンスをちゃんとしなかったことで撥水性や防水性が機能しなくなってしまったり、劣化させてしまったということが起こっているのです。

しかし、しっかりとメンテナンスをすることでそういった問題というのは最小限にすることができます。

寿命を短くしてしまう原因

メンテナンスをちゃんとしないとダメになると言いましたが、具体的にどのようなことが原因なのか解説します。

機能の低下や劣化の原因

・シームテープの剥がれ
・汚れによる「GORE-TEXメンブレン」の機能低下

シームテープの剥がれ

シームテープとは、防水や防風のために縫い目に貼られているテープのことです。

このテープが劣化してしまうと剥がれてきてしまい、防水機能がちゃんと機能しなくなったり、防風機能が落ちてしまうことがあります。

放置しすぎると最悪、生地も剥がれてしまいます。

シームテープの剥がれの原因ですが、着用して洗濯などをしないまま放置しておくと、汗や皮脂とテープが化学反応を起こし剥がれてしまいます。

「GORE-TEXメンブレン」の機能低下

「GORE-TEXメンブレン」 に汚れが付着して機能を低下させてしまっていることがあります。

原因としてはホコリや砂などといった表面の汚れ、シームテープと同様に汗や皮脂が原因です。

シームテープの劣化と違い、なかなか目には見えにくい部分になってきますので、メンテナンスを定期的に行うことが重要です。

GORE-TEX(ゴアテックス) のメンテンナンス方法

基本的には、洗濯機で普通に回してしまって大丈夫です。

クリーニングにわざわざ出す必要もないですし、特別な洗剤も無理に使う必要はありません。

・洗濯の際はネットに入れる
・柔軟剤・漂白剤入りの洗剤は使用しない

それでもちゃんとした洗剤がいいと思う人には、こちらがオススメです。

アウターで直接肌に触れるわけじゃないから、あまり洗わなくても大丈夫じゃないかと思うかもしれませんが、最低でもワンシーズンに1回は洗うようにしてください。

洗いすぎても劣化するということはないので、1回着たら1回洗うのでも問題ありません。

シームテープが剥がれてしまった場合も補修が可能です。

そのままにしてしまうと、どんどん剥がれていってしまいますので、気付いたらすぐに補修するようにしましょう。

まとめ

GORE-TEXは本格的なアウトドアな場面から普段使いのタウンユースまで幅広く使われている高性能素材です。

GORE-TEXの種類にもよりますが、基本的な性能として3つあります。

GORE-TEXの基本性能
  • 防水
  • 防風
  • 透湿

夏は湿度が高く、冬は風の強い日本の気候には、特にGORE-TEXという素材は重宝します。

普段使いできるGORE-TEX素材のアウターウェアを1枚持っていると春や秋~初冬まで長く活躍できるのでオススメです。

こちらの記事でGORE-TEXを使ったオススメアウターを紹介しています。

おわり

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