【アークテリクス!2022年新作ベータ】違いは何?種類や選び方を徹底解説

\ この記事がオススメな人 /

  • Beta JacketとZeta SL、Beta SL、Beta SL Hybridそれぞれの違いを知りたい
  • BetaやSLなどの記号の意味を知りたい
  • レビューが知りたい
  • サイズの選び方を知りたい
  • Betaシリーズの注意点と対処法が知りたい

ARC’TERYX(アークテリクス)には様々な種類のハードシェルジャケットが存在しますが、似たような名前の物が多く、ちゃんと調べないと何が違うのか、よくわからない物も多いです。

特にBeta(ベータ)シリーズは廃盤になったり、後継として新しい名前に変わったりと難しいです。

この記事では、そんなベータシリーズについて違いやどのモデルを買うのがオススメなのかを解説します。

\ この記事の著者 /

実際にベータシリーズを持っている私が、着用してみてわかったレビューや注意点、他のハードシェルよりもどこが優れているかなどを仕事で得た経験と合わせて解説します。

\ この記事の結論 /

  • 2022年の新作は「Beta Jacket」と「Beta LT Hadron」
  • Beta SL⇒Zeta SL⇒Beta Jacketの順でグレードアップ
  • ベータシリーズ一番のオススメは「Beta Jacket」
  • サイズ感は一般的なサイズ
  • 購入後は劣化や剥がれに注意が必要
目次

アークテリクスのBetaやSLなどのモデル名に隠された意味

アークテリクスのモデル名は他社の商品と違って、モデル名を見ただけではどういったアイテムなのか、ほとんどわかりません。

例えば、「Beta SL Jacket(ベータエスエルジャケット)」というモデルがアークテリクスにはあるのですが、ジャケットであること以外、名前からは伝わってきませんよね。

特にハードシェルは他のアイテムに比べてもモデル名が複雑になっているため、「見た目がほとんど同じに見えるけど何が違うの?」とわからなくなってしまいます。

ぼたもち

結論を言ってしまうと、ベータとは「着丈の長さ」、SLとは「記事の丈夫さ」を表しています。

着丈の長さを表す「アルファ、ベータ、シータ」

全てSサイズを着用

アークテリクスのハードシェルのモデル名は着丈の長さを表す言葉として「Alpha(アルファ)、Beta(ベータ)、Theta(シータ)の3つが代表です。

着丈の長さとしては、シータ>アルファ>ベータの順で長くなっています。

Theta(シータ)
お尻が隠れるくらいの長さ。スキーやスノーボードなどのバックカントリーにオススメ。
Alpha(アルファ)
お尻が半分くらい隠れる長さ。高山でのクライミングなどにオススメ。
Beta(ベータ)
腰下くらいの長さ。キャンプや軽いアクティビティ、タウンユースにオススメ。

生地の丈夫さを表す「SV、AR、FL、LT、SL」

アークテリクスのジャケットやパンツには、生地の丈夫さを表す2語のアルファベットが並びます。代表的なものとしては「SV、AR、FL、LT、SL」があげられます。

生地はSV>AR>FL>LT>SLの順で丈夫で厚くなっています。

SV(SEVERE CONDITIONS)
どんな場所にも適応できる最も丈夫な生地
AR(ALL ROUND)
あらゆる天候からも身を守ることができる万能な生地
FR(FAST & LIGHT)
スピードを伴う移動で高いパフォーマンスを発揮する生地
LT(LIGHT WEIGHT)
軽量で優れた耐久性を持つ生地
SL(SUPER LIGHT)
超軽量でコンパクト収納も可能な生地
ぼたもち

シータやアルファのようにハードな場面で使う物はSVやARが使われていることが多いです。

ベータシリーズには「Hybrid(ハイブリッド)」や「Hadron(ハドロン)」もある

ベータシリーズには「Beta SL Hybrid(ベータSLハイブリッド)」と「Beta LT Hadron(ベータLTハドロン)」という2つのモデルがあります。

Beta SL Hybrid(ベータSLハイブリッド)
ベータSLハイブリッドはその名の通り、ベータSLをグレードアップさせたモデルになります。詳しくはこのあと解説しますが、ベータSLシリーズの最高モデルです。※現在は廃盤。
Beta LT Hadron(ベータLTハドロン
2022年から販売がスタートしたモデルです。ベータLTに超軽量で耐久性抜群のHadronという素材を組み合わせることで、2倍の重量がある生地に匹敵するほどの耐摩耗性があります。軽量モデルのSLですら300gオーバーのなか、255gと超軽量なのが特徴です。

新作のBeta Jacket(ベータジャケット)には類似モデルが多数

ここまでの解説で少し触れてきましたが、ベータシリーズには様々な種類があります。しかし、実際にいま新品で買うことが出来るのは数種類です。それは廃盤となってしまったり、新しくモデルチェンジをして名前が変わっているからです。

理由はこのあと解説しますが、種類のたくさんあるベータシリーズの中で、一番のオススメは2022年新作の「ベータジャケット」になります。

ベータシリーズ1番人気は「SL」現在のベータジャケット

「LT」「AR」など数多くあるベータシリーズの中で最も人気の高いのが「SL」現在のベータジャケットになります。

ぼたもち

ベータLTも悪くないですが、日常使いには、一番軽量なSLが使い勝手がよく、価格も他のモデルに比べて安いからです。

私自身も「SL」を持っていますが、機能面で全く不自由したことがありません。ベータLTの定価は55,000円で上位モデルのベータSLハイブリッドと同じ価格です。

他社商品と比べても「SL」は軽量で無駄なパーツもなくコンパクトに畳むことが出来るので、オススメです。

ベータSL ⇒ゼータSL・ベータSLハイブリッド ⇒ ベータジャケットの順にグレードアップ

一番人気の「SL」モデルですが、何回か廃盤やグレードアップを繰り返し、現在あたらしく買うことができるのは「ベータジャケット」のみになります。歴代のSLモデルの違いを表にまとめると以下のようになります。

重さ価格素材レイヤーベンチレーションフロントジップ
ベータSL315g44,000円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®
2レイヤー無し WaterTight
YKK ZIP
ゼータSL310g44,000円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®Plus
2レイヤー無し WaterTight
YKK ZIP
ベータSL
ハイブリッド
360g55,000円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®Plus
Gore C Knit
3レイヤー有り WaterTight
YKK社Vislon ZIP
(ビスロン)
ベータジャケット300g49,500円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®Plus
Gore C Knit
3レイヤー無し WaterTight
YKK社Vislon ZIP
(ビスロン)

ゼータSLとベータSLハイブリッドは同時期に販売されており、ゼータSLの上位モデルとしてベータSLハイブリッドが販売されていました。

ぼたもち

ベータジャケットはゼータSLとベータSLハイブリッドのいいとこ取りをしたようなモデルです。

Paclite®とPaclite®Plusの違い

ベータSLではPaclite®(パックライト)が使用されていましたが、ゼータSL以降はPaclite®Plus(パックライトプラス)が使用されるようになりました。

そのことにより、素材裏面が凹凸状の耐摩耗加工に改良されています。

  • 肌に張り付きにくく快適な着心地になった
  • 裏面の凹凸が滑りを良くし、下に着ている服が脱ぎやすくなった
2レイヤーと3レイヤーの違い

GORE-TEX(ゴアテックス)は画像のようにレイヤー(層)になっています。2レイヤーとは2層のことを指し、3レイヤーとは3層のことを指します。

2層のメリット
3層のメリット
  • 軽量になる
  • 生地が柔らかくなる
  • 耐久性が上がる

それぞれにメリットがあるので、必ずしも多ければいいというわけではありませんが、もともと軽量であるベータシリーズに耐久性が上がるのはメリットと言えます。

Gore C Knitとは

Gore C Knit(ゴアシーニット)とは、簡単に言ってしまうと着心地の良い生地のことです。ゴアテックスの3層目に使用されることが多く、2層だと裏地がないのでペタペタしてしまいますが、裏地を付けることによって耐久性が上がるだけでなく、着心地もよくなります

出典:カインドオンライン

画像はベータSLハイブリッドですが、赤く囲っている部分のみ3レイヤーになっています。登山などでリュックを背負う際に強度が必要となるため、そこだけを3レイヤーにしています。

ぼたもち

ベータジャケットでは全面に使用されるようになりました。

ベンチレーションとは

ベンチレーションとは画像のように脇の下に付くジップのことです。これがあることによって、服の中にこもってしまった熱を出し、体温調整をすることが可能です。

ウィンタースポーツなどのアクティブな場面では重宝しますが、日常使いでは滅多に利用することはありません。

Vislon ZIPとは

Vislon ZIPとはYKK社が作っている防水に優れたジッパーのことです。マリンスポーツなどで使うウェットスーツにも使用されているもので、防水性が他のジップに比べ優れています

ベータジャケット

Vislon ZIPを使用

ベータSL

YKK ZIPを使用

ベータシリーズは全てのジッパーにWaterTightを採用している為、もともと防水機能はありますが、使用しているジップを変えたことで防水機能がさらに上昇しています。

Beta Jacket(ベータジャケット)のサイズ感と失敗しない選び方

ベータジャケットは人気のあるモデルの為、店頭ではなかなか売っておらず試着して買うことが難しいです。そのためオンラインサイトで購入することになりますが、サイズ感が気になってしまいますよね。

決して安い物ではないため、サイズ選びで失敗しないように選び方のポイントを解説します。

ベータジャケットは普通のサイズ感で作られている

\ ベータジャケット /

身幅着丈袖丈肩幅
XS52.57267.547
S557468.549.5
M57.5757051
L6177.57153

\ ゼータSL /

身幅着丈袖丈肩幅
XS55746549
S5875.56750
M6076.56853
L64796956

アークテリクスは海外ブランドの為、日本サイズよりも大きく作られていることが多く1サイズ小さいサイズを買うように言われることが多いですが、実はベータジャケットのSサイズはゼータSLのXSサイズに相当する大きさです。

ぼたもち

ベータジャケットに関しては通常通りのサイズで問題ありません。

ベータジャケットのコーディネートと着用時のサイズ感

サイズ表だけ見せられてもいまいちイメージがわかないと思うので、サイズ別に着用画像を載せるので参考にしてください。
ジャストサイズで着用したいの目安としては以下のようになります。

\ サイズ選びの目安 /

  • 160~170cm程度の人はSサイズ
  • 165~175cm程度の人はMサイズ
  • 170~180cm程度の人はLサイズ

Sサイズの着用イメージとコーディネート

出典:BEAMSオンラインサイト

180cm

Mサイズの着用イメージとコーディネート

出典:BEAMSオンラインサイト

165cm

出典:BEAMSオンラインサイト

177cm

Lサイズの着用イメージとコーディネート

出典:BEAMSオンラインサイト

178cm

出典:BEAMSオンラインサイト

167cm

ベータシリーズをレビュー!3つの注意点

ベータシリーズは軽量で機能性も高いので基本的には満足しています。しかし、GORE-TEX製品はメンテナンスをしっかりしないと内側の生地が劣化してしまうので、普通のジャケットよりも気を遣う必要があるのが難点です。

ベータシリーズ注意点は3つあります。

ベータシリーズ3つの注意点
  • 洗濯しないと裏地が劣化して剥がれる
  • 粘着物が裏地に付くと剥がれる
  • 購入はバードエイド保証が付いているお店で購入

洗濯しないと裏地は劣化して剥がれる

画像は劣化によりシムテープが剥がれてしまい、裏地が剥がれてしまった状態です。皮脂に含まれてる成分と生地に含まれている成分が結合してしまい剥離が起こります。

アークテリクスの商品に限らずGORE-TERXを使用している製品は、メンテンナンスをしないとこのようになってしまいます。

ぼたもち

1年に1度くらいは手洗いなどで洗うことで寿命を延ばすことができます。

メンテンナンス方法や必要なものはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。自宅でできるので、道具さえ揃えてしまえば簡単です。

粘着物が裏地に付くと剥がれる

この画像は私物のベータSLが剥がれてしまったものです。不注意で少し強力なテープが裏地に付いてしまい、取ったら一緒に生地まで剥がれてしまいました。裏地は繊細なので、注意が必要です。

バードエイド保証付きの店舗で購入する

バードエイドとは一部のアークテリクス商品を買ったときについてくる保証書です。このバードエイドを所持していると破損などをしたときに修理費用を限度内で保証してくれます。

このバードエイドは公式の正規代理店でのみ発行がされているため、並行輸入なでで仕入れてきた物には付属していないため注意が必要です。

並行輸入品は安く買えるというメリットもありますが、保証対象外になってしまうというデメリットもあります。並行輸入について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にして下さい。

まとめ

この記事ではアークテリクスのモデル名の意味や歴代のベータシリーズの違いなどを解説してきました。

生地はSV>AR>FL>LT>SLの順で丈夫で厚くなっています。

Theta(シータ)
お尻が隠れるくらいの長さ。スキーやスノーボードなどのバックカントリーにオススメ。
Alpha(アルファ)
お尻が半分くらい隠れる長さ。高山でのクライミングなどにオススメ。
Beta(ベータ)
腰下くらいの長さ。キャンプや軽いアクティビティ、タウンユースにオススメ。

生地はSV>AR>FL>LT>SLの順で丈夫で厚くなっています。

SV(SEVERE CONDITIONS)
どんな場所にも適応できる最も丈夫な生地
AR(ALL ROUND)
あらゆる天候からも身を守ることができる万能な生地
FR(FAST & LIGHT)
スピードを伴う移動で高いパフォーマンスを発揮する生地
LT(LIGHT WEIGHT)
軽量で優れた耐久性を持つ生地
SL(SUPER LIGHT)
超軽量でコンパクト収納も可能な生地
ぼたもち

オススメはBetaのSLシリーズですが、今買えるのはベータジャケットのみです!!

重さ価格素材レイヤーベンチレーションフロントジップ
ベータSL315g44,000円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®
2レイヤー無し WaterTight
YKK ZIP
ゼータSL310g44,000円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®Plus
2レイヤー無し WaterTight
YKK ZIP
ベータSL
ハイブリッド
360g55,000円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®Plus
Gore C Knit
3レイヤー有り WaterTight
YKK社Vislon ZIP
(ビスロン)
ベータジャケット300g49,500円N40r GORE-TEX(R)
Paclite®Plus
Gore C Knit
3レイヤー無し WaterTight
YKK社Vislon ZIP
(ビスロン)

ベータジャケットをオススメしていますが、性能的にはベータSLハイブリッドとほとんど変わりません。もっと詳しいレビューなどを知りたい人はこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。

おわり

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